シェアオフィス体験レポート:倉庫併設のシェアオフィスThe Workshop – Ang Mo Kio
更新日:2024.09.11
OFFICE NAVI SINGAPOREは、シンガポールのシェアオフィスに特化したオフィス検索サイトを運営しています。 コラム記事「シェアオフィス体験レポート」では、弊社社員の実体験をもとに、現地シェアオフィスの情報をお届け致します! 本記事では、倉庫が併設されている「The Workshop」(ザ・ワークショップ)のAng Mo Kio拠点の体験レポートをお届け致します! それでは、The Workshopの詳細とその魅力をお楽しみください!
目次
いざ出発
The WorkshopのAng Mo Kio拠点は郊外の工業地区に位置しており、最寄りのバス停「Techplace II」から約徒歩5分の距離となります。
<補足>
交通アクセスについて
BishanMRT駅、HougangMRT駅、Seng Kang MRT駅またはYio Chu Kang MRT駅からバスで10分~20分です。
Ang Mo Kioの工業地区は高い建物があまりなく、高層ビルが林立しているCBDエリアと違う街並みでとても新鮮です。
斜め前にある白い建物が、The Workshopが入居している大型工業施設「Techplace II」です。
バス停から約5分程歩きます。
(補足)Techplace IIについて
Ang Mo Kioにある大型工業施設Techplace IIは、軽工業工場が集まっている施設だけでなく、倉庫必要な企業様向けに様々なストレージスペースが用意されています。
待ち時間を短縮ために、来訪者用と貨物用のエレベーターと荷役設備が各ブロックに備えています。
以下3つのMRT駅からバスでTechplace IIに行けます。
・Ang Mo Kio MRT駅 / North South Line
・Yoi Chu Kang MRT駅 / North South Line
・Bishan MRT駅 / North South Line, Circle Line
The Workshop – Ang Mo Kioに到着
The Workshopが入居している工業施設「Techplace II」は、
複数の建物から構成されてい、それぞれの建物に番号が記載されています。
そして、敷地内に駐車場が併設されており、トラックやフォークリフトが行き来しているほか、
ヘルメットを着用しているワーカーも見かけますので、工業地区の雰囲気が伝わってきますね。
少し歩いたら、目的地である「5008棟」までたどり着きます。
5008棟正面の入口から入り、エレベーターで4階まで上ると、The Workshop – Ang Mo Kioに到着です!
無人受付なのでガラスドアの前に到着したら、専用カードキーで入室します。
今日は体験利用なので、担当者に迎えに来てもらいました。
<補足>
5008棟にはいくつか入り口がありますが、
West Wing側の貨物用エレベーターからはThe Workshopに行けませんので、ご注意ください!
The Workshopの概要
The Workshopは「工業関連業界」に特化したシェアオフィスとなり、一般的なシェアオフィスと異なります。
現在シンガポール内では以下4拠点を展開しており、2024年の9月に5拠点目をオープンする予定ですが、
どちらも市内から少し離れた工業地区に位置しております。
・The Workshop – Ang Mo Kio
・The Workshop – Bukit Merah
・The Workshop – Lavender
・The Workshop – Science Park 2
・The Workshop – Yio Chu Kang(2024年9月オープン予定)
The Workshop – Ang Mo Kioの特徴
シェアオフィス内に倉庫が併設
The Workshop – Ang Mo Kioの最大の特徴は何といても「倉庫」が併設されていることです(有料レンタル)!
併設されている倉庫は様々な大きさがあり、商品の取り扱いが必要な企業や、機材が多くお持ちの企業などにはピッタリです。
後ほど詳しくご紹介しますが、「パッキングエリア」も用意されているので、発送作業がある企業の業務効率化につながりますね。
The Workshop – Ang Mo Kioの詳細
この拠点では、主に以下4種類のプランがあります。
・プライベートオフィス
・専用デスク
・ホットデスク
・ストレージ
ほかのシェアオフィスと大きく違うのは「ストレージプラン」が提供されていることです。
ストレージプランを契約された方は、なんと!倉庫だけでなく、ホットデスクエリアとパントリーもご利用いただけます!
それでは、各スペースを詳しく見ていきましょう!
コワーキングエリア、配達受取スペース
こちらはコワーキングエリアですが、かなり広く、複数の区画に区切られています。
半個室型のブース席、ソファ席、4人テーブル席、丸いテーブル席など様々な席が用意されているので、
お打合せ、作業、お昼休憩など、目的に合わせて席を選べて、様々ニーズに満足できる設計です。
コンクリート打ちっぱなしのような天井が工業風を醸し出していて、
天井の高さが開放感を生み出し、広々とした空間をさらに広がりがあるように感じさせるデザインでした。
共有ラウンジを行き来するだけでいいエクササイズになる気がします、、!
そして、スペースが広いので、利用者が迷わないために、どのスペースがどこにあるかは、以下の右の写真のように所々の壁に記載されています。
この案内サインのおかげで、筆者は迷うことなくスムーズに滞在することができました。
また、上記の左は配達受取スペース(Parcels Drop Off)ですが、宅配サービスを利用された際に使えるほか、
シェアオフィスの利用者同士が荷物をお互いに渡す際などにも使える便利なスペースです!
パントリーエリア
The Workshop – Ang Mo Kioのパントリーエリアは2箇所あります!
基本的なコーヒーマシン、ティーバックや電子レンジなどが備えられています。
ホットデスク、専用デスクスペース
一般的なシェアオフィスの横並び配置とは異なり、前後に並んでいて、
左右のスペースが広がっているので、気兼ねなく動けます。
この日、筆者は青椅子の専用デスクで作業したのですが、一息したい際に軽いストレッチまでできて、
中心部にあるシェアオフィスのホットデスクに比べると、やはり可動範囲が広く、かなり快適でした!
また、席の前方に高いパーテーションが設置されていて、横に人はいないので、
プライバシーがある程度守られた環境で集中して作業できますね。
プライベートオフィス
The Workshop – Ang Mo Kioのプライベートオフィスは、1名から20名までのスペースが用意されていて、
スタートアップから中小企業まで、様々な規模企業にご利用いただけます。
レイアウトの柔軟性はかなり高く、その時その時の働き方に合わせて変更が可能です。
倉庫エリア、荷造りエリア
こちらは、The Workshopの最大の特徴である「倉庫エリア」です。
倉庫は様々な大きさがあり、荷物の量に合わせて自由にお選びいただき、さらに、倉庫の電気はなんと、センサーがついています!
倉庫のドアを開けると、電気が自動的につき、ドアを閉めると、電気が消えるので、荷物の搬入搬出作業でバタバタしている際にとても助かる設計ですね。
そして、倉庫エリア内には荷造りスペースも設けられています!
倉庫を見学している際、テープを伸ばして貼る音が続いていましたが、その直後に担当者がこの荷造りエリアを紹介してくれました。
様々な道具が置いてあり、荷造りスペースがあることで、商品の保管・仕分けのみならず、配送までの一連の業務をスムーズに行うことが可能なので、
EC業界はもちろん、サンプルや部品を送る必要がある製造業の企業にも特におすすめです。
会議室
広いシェアオフィス内の各箇所には、上記のような会議室があり、4名用の会議室から40名用のイベント会場まで備えていてます。
会議室内にはホワイトボードやスクリーンなどが完備されているので、来客との打ち合わせはもちろん、企業内の研修など様々な場面に対応できます。
さらに、電気はセンサー付きなので、入退室の際に自動で点灯・消灯し、とても便利です。
フォンブース
写真に写っているのは、The Workshop – Ang Mo Kioのフォンブースで、
他のシェアオフィスでは、横向きの席配置がよく見られると思いますが、このフォンブースは奥向きに設計されています。
奥を面することで、通りすぎる人々の目を気にすることなく、より会議などに集中できるので、筆者的にはお気に入りのデザインです。
その他
本記事の最後に触れたいのは、このシェアオフィスに設けられているナーシングルーム(授乳室)とプレイヤールーム(礼拝室)です。
シンガポールでは多様な宗教を持つ人々が生活していて、宗教のニーズを配慮したプレイヤールームが整備されているほか、
ワーキングマザーのを支援するナーシングルームも完備です。
ダイバーシティが重視される現代において、このような設備が備えていると、職場環境の向上につながりますね。
まとめ
筆者はこの日、専用デスクで作業していましたが、
The Workshop – Ang Mo Kio各スペースを個人の感想を交えながら紹介しました。
いかがだったでしょうか?
物件の詳細は、以下ページからご覧できます!
(https://www.office-navi.com.sg/office/3183/)
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そして2024年、初めての海外拠点展開としてシンガポールに進出いたしました。
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最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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筆者/周