東京不動産が提案するシンガポールの住まい探しと進出オリエンテーションプログラム
更新日:2024.11.13
今回インタビューをさせて頂いた東京不動産様は、日本人のお客様を対象に、賃貸住宅物件等の紹介を手掛けるシンガポール設立40年の不動産会社です。 日系企業取引数No.1の実績を持ち、野村不動産グループの安心・安定のクオリティや質の高いサービスに定評があります。 不動産売買事業や賃貸管理業も手がけており、幅広くサービスを展開されています。
目次
ローカル会社と比べて、東京不動産様ならではのサービスをお伺いしてもよろしいですか?
東京不動産ご担当者様:まずは「日本人スタッフ・ローカルスタッフが2人1組でお客様をご担当させていただく」点です。
これにより、日本語での丁寧なコミュニケーション、日本人特有のご希望やお悩みを踏まえたサービスをご提供すると同時に、
オーナー側との異なる慣習や言語による理解の食い違いを防ぐこともできます。
また、「アフターケアの徹底」もローカル会社との大きな違いです。
物件を契約して終わりというローカルエージェントが多い中、弊社ではご入居時の電気・ガス・水道やインターネットの契約、
トラブルになりやすいご入居中の修理手配やフォロー、退去前クリーニング、敷金の回収までしっかりサポートさせていただいております。
シンガポールの住居探しについて、気を付けるべきポイントはありますか?
東京不動産ご担当者様:シンガポールの賃貸住宅契約は、基本的に2年契約が主流で、特別な事情を除き中途解約が出来ません。
また、まだ前の入居者が生活している状態での物件内覧が多いため、特に水回りや共有部分などはしっかりと内覧時に確認し、
修理や交換希望がある場合は、賃貸契約前に提出する書類にその旨を盛り込む必要があります。
昨今はインターネットの物件情報サイトも情報が多く掲載されていますが、
実際の写真や間取りが不明確だったり、誤情報が記載されている場合も少なくありません。
実際に目で見て確かめ、契約交渉を行なっていくという観点では、安心できる賃貸仲介業者(エージェント)の存在は必要不可欠です。
シンガポール国内でおすすめの居住エリア等はありますか?
東京不動産ご担当者様:シンガポールは東京23区程度の小さな国ですが、エリア毎にそれぞれ特徴があり、一概に一押しエリア、と言われると非常に難しい質問です。
例えば小学生以上のお子様がいらっしゃるご家庭はスクールバスのピックアップポイントを重視されることをお勧めします。
日本人小学校は東西に2箇所あり中学校は西に1校あります。
東のチャンギ校区域であれば海岸沿いに広がるイーストエリアのマリンパレード周辺、
西のクレメンティ校区であれば、中心地にもアクセスの良いチョンバルやレッドヒルエリアが最近は人気です。
単身の方やお子様のいないご夫婦はマリーナ・CBDエリアの高層コンドミニアムにお住まいになられるのも良いでしょう。
部屋からあの有名なマリーナベイサンズが見えたり、オフィスまでも徒歩5分程度、
高層階のプールやジムからの絶景など、日本ではなかなか味わえない都会的な暮らしも魅力的です。
貴社の「オリエンテーションプログラム」の詳細をお伺いしても宜しいでしょうか?
東京不動産ご担当者様:シンガポールに新たに移住されてくる方を対象としたオリエンテーションプログラムです。
シンガポール基本情報や住宅事情などのレクチャー、生活ハンドブックの配布といったインプットのみならず、
実際に現地をツアー形式でご案内し、MRT /バスのご利用方法や、ショッピングモールや地元スーパー、
飲食店、また、医療機関やご検討中の教育機関なども実際に目で見てご覧いただくことが可能です。
内容は1名様〜複数名様まで、時間や料金もご要望に応じてカスタマイズさせていただきます。
この「オリエンテーションプログラム」を始めたきっかけは何でしたか?
東京不動産ご担当者様:初めてシンガポールにお住まいになる方々がスムーズに、安心して新生活を始められるよう
お手伝いさせて頂きたいと考え本サービスを開始しました。
設立より40年の経験をもとに、日本と異なる商習慣や不動産事情・情報を事前にお伝えしお知り頂くことで、
入居後に『こんなはずじゃなかった…』『もっとこうしたら良かった』という思いをされない事を目標にしています。
お客様のニーズに合わせて、プログラムを組まれていると思いますが、過去に行ったプログラムを教えていただくことはできますか?
東京不動産ご担当者様:もちろんです!
A. 初めて海外生活をされる母子留学のお客様に対してのプログラム
・シンガポール生活全般のご説明(日用品等買い出しやクリニック情報)
・住宅事情について情報共有
・公共交通機関の利用方法
・ご検討中インターナショナルスクールへの同行
B. 駐在員さまと人事ご担当者様に対してのプログラム
・シンガポール生活全般のご説明(日用品等買い出しやクリニック情報)
・住宅事情について情報共有
・賃料動向について
・ゴルフやフィットネス等のリクリエーション情報
この進出プログラムはどういう対象の方に特におすすめですか?
東京不動産ご担当者様:コロナが終息し当地へ進出をお考えの方が企業単位・個人単位で戻って参りました。
シンガポールは世界競争力首位、ビジネスインフラはもちろん教育・医療施設が整っており
日本のみならず世界各国から企業進出が盛んです。
しかしながら、特に新たに当地への進出・事業拡大をご検討中の中小企業様や母子留学・
教育移住をお考えの個人の方にとっては生の情報や正確な情報入手が困難だと考えます。
こういった方々に、当地で40年以上不動産仲介業に従事している私共が長年培った経験や
当地で実際に生活している弊社スタッフからのシンガポールの実情や最新情報をお届けできたらと考えております。
終わりに
今回は、シンガポールで長年、住居に特化した不動産サービスを展開する東京不動産様に、
同社の事業運営、市場での立ち位置、そして新たに始動したオリエンテーションプログラムについてお話を伺いました。
シンガポールで住居探しをするすべての人にとって、より良い生活ができるよう重視するべきポイントや注意点など、多岐にわたる知見を提供して頂きました。
シンガポールでの賃貸物件探しや、オリエンテーションプログラム等の支援が必要な場合は、お気軽にお声がけ下さい。
東京不動產
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